スペック

コストパフォーマンスの高い開放型のリファレンスヘッドホン。

HD580
形式
ダイナミック
タイプ
開放型
再生周波数帯域
12〜38,000Hz
インピーダンス
300Ω
感度
97dB
歪率
0.1%以下
ケーブル長
約3m (OFC)
プラグ形状
3.5mmステレオミニ/6.3mmステレオ標準
重量
約260g (ケーブル除く)

参考価格(税込): Discontinued [生産完了]

音質評価

ゼンハイザー/HD580は開放型のヘッドホンです。ゼンハイザーの最先端のドライバ技術がここに結集されたコストパフォーマンスの高い逸品です。

特徴
  • 音質はHD600と一緒
  • 低域〜高域のバランスが良く、フラットな特性
  • 音の立体感・艶っぽさを表現するのがうまい
  • 高い解像度
得意ジャンル
  • クラシック
  • ジャズ

コストパフォーマンスに優れるHD580。HD580はHD600と比較して「外観が違うだけ」と認識してください。使われているユニットは同一です。HD650がフラッグシップとなった現在、HD600をわざわざ推薦する理由は無くなりました。音質についてはHD600と同様に帯域バランス良好、素直でクセのないニュートラルな「いい子ちゃん」です。音質はいたって地味ですが高レベルな実力を兼ね揃えたヘッドホンです。外見と音質に関係無い部分の素材は違いますが機能的には「HD600と変わらないな」と感じます。違いがあるとすればそれは個体差の範囲と言えるでしょう。ま、昔学校にいた「一卵性双生児の双子の兄弟」というところでしょうか。「よく見れば微妙に違うがぱっと見ただけではわからない」といった所でしょうか。我々一般コンシューマーにとって、これほどコストパフォーマンスの高いモノはないでしょう。。とりあえず、ヘッドホンの第一歩として購入するのに自信を持っておすすめできます。
どのヘッドホンでも言えますが、雑誌記事や様々なレビューを鵜呑みにする事なく自分の耳で確かめる事が一番大切です。絶対試聴してから購入しましょう

なお、HD580には「Precision」と「Jubilee」の2種類がありますが、通常HD580と言われるモノは「HD580 Precision」です。「Jubilee」はゼンハイザー社50周年記念のリミテッドエディションです。

【補足1】周波数特性の発表数値が「16〜30000Hz」→「12〜38000Hz」と変更になりましたがこれは「計測基準」が変わっただけです。物自体には一切の改良・アップデート等は行われておりません。
【補足2】「HD580II Precision」と「HD580 Precision」の違いは流通経路の問題によるものです。ですので両品は「同品」となります。


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個人的ジャンル別評価
CLASSIC  4.4点
JAZZ  4.5点
POPS  3.7点
ROCK  3.6点
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パーツのArticle No.
  • ドライバーユニット:091570
  • ケーブル:081435

ユーザーレビュー

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CLASSIC-.-点
JAZZ-.-点
POPS-.-点
ROCK-.-点
あなたのレビューをここに載せませんか?広く皆様からゼンハイザー/HD580に関するレビューを募集致しております。貴方の「ハンドルネーム (特に希望のない場合は名無しさんと表記させて頂きます)」、簡単な分類ではありますが「各ジャンル評価点 (CLASSIC,JAZZ,POPS,ROCK) 各5.0点満点」と「レビュー文」を気が向いた時にでもメール頂ければ幸いです。
CLASSIC 4.5点
JAZZ 4.4点
POPS 4.3点
ROCK 3.7点
 頼月氏のレビュー
どのジャンルを聴いてもそれなりに満足できる万能型ヘッドフォンです。私は25000円で購入しましたが、上級機、HD600とほぼ同等の性能ということでコストパフォーマンスは抜群です。装着感はかなり良く、何時間聴いても疲れません。(側圧がやや強いという意見もあります)

音の傾向ですが、低音に特徴があります。ややぼやけている感じで、音量も水準よりやや多めです。クラシック・ジャズなんかはやさしく広がる低音がうまくフィットしますがHR/HM、特に疾走感の出る音源にはやや不向きです。気になるってほどではないですが、ベース音がほんの少しもたっている印象を受けます。その他、突出した性能っていうのはありませんが、欠点らしい欠点の見つからない素晴らしいヘッドフォンです。

私はこのヘッドフォンを買ってからクラシックを聴くのがすごく楽しくなりました。
CLASSIC 4.2点
JAZZ 4.4点
POPS 3.8点
ROCK 3.7点
 nagato氏のレビュー
HD580のレポです。ATH-A1000と比べてみました。
HD580の特徴を上げるとすると、とにかくカドがない音、カドを丸めて丸めて丸めて、刺激的な音を抑え込み聴きやすい音作りをしていると思います。柔らかく温かみのあるサウンドです。バランスはフラットというには少々ハイ落ちですが、高域は伸びる上にシャリつかないように抑えられていて、それでいて不足することがない絶妙なバランス。音の輪郭を丸めてソフトな音にしてしまうと情報量が削がれてしまうと思われるかも知れませんが、ちゃんと細かい音を拾ってくるので素晴らしいとしか言いようがない。欠点らしい欠点は無いですが、あえて言うなら、問題視するほどのものでもありませんがA1000と比べて低音が少しぼやけてるところかな・・・全体的に粗が目立たないようにして、どんなジャンルでも、どんなに録音状態の悪いソースでも聴きやすく心地よく聴かせてしまうところがありますね。サ行の掠れなど、痛い音はまず出しません。そういう意味では万能。最高ではないが最良の音を聴かせようというヘッドホンでしょう。さっそくATH- A1000と聞き比べてみましたが、両方とも万能と言われているのにまったく傾向が違うのには驚きです(@_@;)

HD580は上に書いたとおり、カドを丸めてどんなジャンルも心地よく聴けるという意味で万能でしたが、A1000の場合は「出来るだけ電気信号を忠実に音声信号に変える」という言わばモニターライクな方向に振ることで万能性を獲得してると思います。それゆえにA1000は HD580に比べソースの粗もそれなりに出しますが、ジャンルによる得手、不得手の差がHD580より小さいです。

HD580はクラシックとジャズには抜群に合うのですが、電子音系はあまり得意でなく、低音も少しぼやけているためロックやポップスはクラシックとジャズに比べて苦手。何でも聴きやすくマッタリ鳴らしてくれるのがコイツの良い所ですが、電子音系ではそれが裏目に出ると言うか、激しく表現して欲しいときも優しく鳴りすぎてしまうので、ロックやポップスに関してカッチリ鳴らしてくれるA1000に一歩譲ってしまう所はあります。
「なぜ万能と言われながらロックとポップスの評価が低いのだろう?」と前々から思っておりましたが、聴いてみて疑問が解けました。
それでもHD580の短所のように書いた所は、下位機種から比べると上回っています。おそらくこの価格帯の水準以上で鳴ってるのではないでしょうか。
HD580→マッタリ(暖色系)
A1000→シャッキリ(寒色系)
という感じですね。
密閉と開放を比べるんじゃねーよと何か投げつけられそうですが(^^;

あたしはこの価格帯の開放型はHD580しか持ってませんし、わざわざ比較したのはA1000とHD580は同じ万能といわれながら目指している方向性がまったく違うことが非常に面白いと思ったからです。HD580( ´ー`)イイネーと思いながらも聞き比べることでA1000の良さも再認識する結果となりました。クラシック、ジャズはHD580、ロック、ポップスは A1000と使い分けるにはなかなか良い組み合わせかも知れません。

※A1000の方がロックに向いてると書くと、A1000のが密閉だし低音出てるのかと思われる人がいるかもしれませんが、実際は両機種の低音の量感はほぼ同じです。ただA1000の方が低音に締まりがあり下まで伸びるのでロックに向いていると思いました。
CLASSIC 5.0点
JAZZ -.-点
POPS -.-点
ROCK -.-点
 わんこ氏のレビュー
記事に書かれいていることについて、私の理解していることと少し違うと思われる件がありまして、以下の通りレビューを報告させて頂きます。

購入は98年頃だっただろうか?、歌曲練習をモニタリングするためだけの目的で購入しました。無加工の生音をCDに焼いて、大阪の某ショップでAKG他の製品と比較し、記憶の音に最も近いのを選んだのです。HD-600も同時に比較しました。こちらは音の広がり感がさらに良く、聴いて気持ちがよいのですが、音の押しが弱く、モニ タリング目的には使えないと判断しました。HD-580とHD-600音の出方は全く異なっていまして、20世紀当時は別ユニットが搭載されはずです。HD-580は無酸素銅、HD-600は銅クラッドアルミニウムコア線を使用と記載されていた様に思います。2001年頃HD-580は製造中止されたのか、ゼネラルのカタログから消えてしまい、そのまま 気にも留めませんでした。つい最近まで作られていたとは驚きました。またHD-600と同じユニットとのことは信じられません。再生産したときに、ユニットを変えたのでしょうか?とにかく20世紀に購入したHD-580は当時、数万円の価格帯で、声が頬、額、胸のどこにどれだけ当たっているか、微妙な違いを聞き分ける事のできる唯 一の製品でした。ダイナミクス表現の巧い下手の判定も他製品を圧倒していました。演奏の良い悪いを暴くのに最適です。音の品位、定位、残響感、F特などなど、鑑賞目的で話題になる点は私自身全く無頓着で、そのような観点から聴く使い方をしていませんのでコメントは控えます。しかしクラシック系の音楽練習用には最適と 思います。

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