SE-MJ751 価格比較とレビュー

SE-MJ751は密閉型のヘッドホンです。低音用と中高音用の2wayユニット構造を採用し、側面の大型ジョグダイヤルで低音が最大10dBで無段階調節可能な異色のモデルとなります。

• 低音用φ40mmと中高音用φ30mmの2ウェイユニット
• 低音コントロール可能なBASS LEVEL CONTROL機能搭載
• 着脱可能な片出しコード採用

• テクノ
• ポップス
• エレクトロニカ

パイオニアの重低音を重視したBASS HEADラインアップのトップモデル「SE-MJ751」。まず、特筆すべき点として低音を自在に調節できるBASS LEVEL CONTROL機能が付いているという事です。これはハウジング左側側面に大型のジョグダイヤルが設けられており、これを回す事でリアルタイムで低音レベルをイコライジングでき、MAXからMINまだ最大10dBの無段階調節が可能となるシステムです。これにより、音楽ジャンルや好みに合わせたセッティングが可能となっています。

ドライバーユニットには低音用の口径40mmユニットと中高音用の口径30mmユニットが組み合わさった2ウェイユニットが採用されています。これにより、パワフルな低音とクリアな中高音を同時に実現できると共に、ベースコントロール機能が低音用ユニットのみに作用する仕組みですので、イコライジング時に中高音はそのままに低音のみダイレクトに調節する事が可能です。

デザインは未来的なサイバーなものに仕上がっており、ピアノブラックの本体カラーにヘッドパッドとイヤーパッドのホワイトな組み合わせがより洗練さを引き立てる仕様となります。本体は小型で薄型な耳乗せタイプとなります。イヤーパッド内側のスピーカープロテクターは左右の判別が一目でわかるように、右側が赤色、左側が黒色となていますので便利な上に、外した時に見えるR側の赤色が、スーツの裏地にこだわるイケメン風味を醸し出し、何やらこだわってる感を相手に印象付け出来ますね。

折りたたみは出来ませんが、薄い本体ですのでスッキリと見せながら持ち運べます。また、ケーブルは着脱式を採用していますので、メンテナンス性やポータビリティにも優れています。イヤーパッドにはソフトなフィット感を実現するレザータイプのパッドを採用する事で長時間にリスニングにも対応しています。

スペックは再生周波数が8-28kHzでインピーダンスは16Ω、感度が104dB/mWとなります。最大入力は1,000mWとなり十分な耐久力を備えた仕様となります。ケーブルは着脱式で約1.2mのストレートコードが付属しています。プラグは金メッキ3.5mmステレオミニ端子となり、本体重量はケーブルを除き約200gとなります。

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