PXC300 価格比較とレビュー

PXC300はノイズキャンセリングヘッドホンです。スタイリッシュでハイクオリティなステレオサウンドと折畳み可能な小型で携帯性に優れたモデルです。

• コンパクトノイズキャンセリングヘッドホンの最高位モデル
• 80%の外部ノイズをカット
• 厚みのある専用イヤパッド採用で柔らかな装着感

• ポップス
• テクノ
• 歌謡曲

ゼンハイザーの小型ノイズキャンセリングヘッドホンの最上位モデルの「PXC300」はゴツくなく携帯性に優れています。何より過剰にアピールしないので気軽に使用する事ができます。250と比べると、まずシルバーがハウジングと型番部分に効果的に使われよりスタイリッシュになっています。また、イヤパッドも厚みのある専用のものとなり長時間の装着もストレスフリーで使いやすいです。カラーはブラックのみで、コードはOFCで両出しの約1.8mで、ストレートプラグなのでiPod等の携帯プレーヤーとのマッチングに優れています。数値上のインピーダンスは300Ωと高めですが実際はノイズキャンセリングユニットを介すため、通常どんな携帯プレーヤーでも音量は十分に確保できます。

ノイズキャンセリングの能力は250と比べてより効いている感じがします。ON/OFF時に誰でもはっきりとその効果がわかるほどです。PXC300はよりパワフルなノイズキャンセリング機能を実装しています。

音質的に潜在的な再生能力は250とほとんど大差ないと感じます。ノイズキャンセリングをONにした時には相対的に低音成分がやや膨らみます。また、ボーカル域がよく聞こえる為、ポップスや歌謡曲を聴くのに適しているかなと思います。逆に低低域や高高域はズッポリ抜けているので、ドラムンベースやバイオリンの鳴きはあまり良く聴こえません。しかしながら、これはノイズキャンセリングヘッドホンの構造上仕方ありませんね。結局は逆相違の音をぶつけて加工しているのですから。

問題は別体式のユニットが通常使用において結構邪魔になります。行き場がないというかおさまりが悪いと言うか、中途半端な感じですね。さらに、このユニット部分のケーブル出口部分が断線しやすい為、注意が必要です。

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