最終更新日時 2024.04.21

K601 価格比較とレビュー

AKG

K601

AKGらしい澄んだ綺麗な音質が特徴の開放型ヘッドホン。

K601 製品画像
スペック・仕様
カテゴリヘッドフォン
形式ダイナミック
タイプ開放型
再生周波数帯域12〜39,500Hz
インピーダンス120Ω
感度92dB/mW
ケーブル長約3m
プラグ形状6.3mmステレオ標準 (3.5mmミニステレオ変換プラグ付属)
重量約235g (ケーブル除く)

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[市場価格帯]価格 :Discontinued[生産完了]

商品詳細

K601は開放型のヘッドホンです。AKGらしい繊細な音質が特徴的。澄み切った音色でさわやかな音質です。感度が低いため音量は非常に取りにくい機種でもあります。

特長
  • K501の正常進化系
  • きれいで繊細な高音
  • あっさりした音調
得意ジャンル
  • クラシック
  • ジャズ
  • インストゥールメンタル

あっさりした音調と美しく伸びる高音が魅力的なK601は、K501の流れをそのまま継承した音質が特徴的。解像度は501よりも上がっており、特にバイオリンの弦の鳴きピアノの繊細なアタック、ストリングスの輝きを繊細に余す事なく表現できており好感が持てます。元々空間表現に優れる機種ですが、701の空間表現の「豊かさ」とはまた別の魅力のあるヘッドホンと言えます。シャキっとキレのある比較的あっさり系の音質。誤解のないように言えば501系の終着点であり、701とはまた趣向が違いますね。

イヤパッドは501/701のものと完全に互換性があり問題無く装着出来ますので、夏の蒸れる時期はメッシュの501パッドで過ごすといった事も可能です。

注意点は付属の変換プラグがほぼ使い物にならない事です。回したり少し動かすだけで接点不良が発生しジャリジャリ鳴る仕様のようです。多数の報告がありましたのでおそらくクレーム交換しても一緒だと思います。そこらで売ってる安い変換プラグの方がよほど使えます。

なお、K601は、鳴らしにくいとされるAKGのヘッドホンの中でも、最も鳴らしにくい機種ですので、注意が必要です。出来ればそこそこのヘッドホンアンプ等があればベストです。

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価格比較

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販売店の価格一覧表
販売店 表示価格 送料 合計価格

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買取店 買取上限金額(キャンペーン倍率適用価格)

評価とメーカーリンク

ジャンル別評価
クラシック
4.5点
ジャズ
4.2点
ポップス
3.9点
ロック
3.7点
ユーザー満足度
メーカー(代理店)リンク
ドキュメント
市場価格
  • 円前後
定価
  • オープン価格

画像ギャラリー

ランキング

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本日のTTSレート (04月26日)
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レビュー

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クラシック
5.0点
ジャズ
5.0点
ポップス
5.0点
ロック
5.0点

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秦璃氏のレビュー

音楽が趣味でバンドもしている先輩がAKG K271Sを使っていることもありAKGを選びました。
K702も選択肢に入りましたが、評価を見る限りではK601とは違う趣向で、K601のほうが伝統的AKGサウンドとあり選びました。

デザイン
シンプルイズベストです。
音楽を聴くためのものですし、この価格で通販で買えることを考えると妥当です。しかし正規輸入品の価格を考えるとたしかに、?となる方もいらっしゃるでしょう。「見た目」で固められた高級ホームオーディオをお使いの方には似合わないかもしれません。

高音域
まさに楽器の音を鳴らしてくれているという印象です。
中音域、女性ボーカルもすばらしい。刺さらないやさしい音なのに非常にリアル。これに文句言う人はいないでしょう。さすがAKG、やる仕事が違います。

低音域
アタックは控えめですが、タイトながらも確実にならしてくれています。サブウーファーがついたかのようなでしゃばりすぎた低音はバランスを崩してしまいますので的確必要十分な低音だと思います。低音はスピーカーでいうところのダンピングファクター?がいるのでしょうか??購入したIEEE1394ケーブルでつないだPHASE X24 FWで駆動する限り、低音はバスケットのドリブルでもするかのように空気が揺れドッドッと空気のふるえが耳で感じ取れます。(音源による)


音の総評。
総じてフラット、誇張なく自然な音に感じます。高音から低音まで満遍なく駆動してくれます。開放型ですので低音のアタックは的確ながらも控えめで、高音に関しては抜けのいい伸びのある音を出してくれます。高音も低音もというのはこのクラスでバランス的に無理な話です。これで低音不足に感じるのなら同社密閉型やK702を試されるとよいでしょう。K702も導入を考えています。

音の経路はCD>BDR-203>Exact AudioCopy>RAMDisk(Gavotte_RAMDisk)>WAVE>foobar2000>玄人志向 IEEE1394-PCIe>IEE1394 6pinCable>PHASE X24 FW>AKG K601です。
変な脚色がなく癖がないのでジャンルは問わずオールマイティーにならしてくれます。

フィット感
軽い上に包み込むように装着するので万人向けだと思います。K70xの突起もないので価格も含めてこちらから試されるとよいかと思います。音のキャラクターもK70xは違うようですので。

総じて満足感は高いです。
オーディオインターフェースを導入推奨です。感度も低いほうでインピーダンスも高いので直接接続よりもオーディオインターフェースやアンプなどを介すほうが確実に本来の性能を引き出せます。

オススメのオーディオインタフェースはshima2372.comさんに薦められたPHASE X24 FW/24 FW GO46/44、現行品ならローランドFA-66です。IEEE1394ケーブル(http://www.mh-friends.com/shop/index.cgi?No=72534)をつかいましょう。ケーブルはサウンドハウスが安いので自作するかshima2372.comさんから纏めて買いましょう、電源は特に重要です。


最後に個人的意見ですが、音響機器は楽器であると考えますので、楽器店で取り扱いのあるメーカーやブランドを選ばれてみてはいかがでしょうか??実際にライブやレコーディングで使われる機材でCDは録音されたりするはずですから
同じ系統の機材を選べば雰囲気を近づけたりCDに録音された本来の音を機材が表現(再現)してくれるのではないかと思っています。
昨今のAudioのように音の出口(特に機材)だけを極めるのではなく音の入り口から出口まで満遍なく調べましょう。(行き過ぎると空間音響や聴覚特性の話になってきますが。

リレビュー

使用からある程度たったのでリレビューを。

昨今のオーディメーカーの製品は信用していない。かつてオーディオに興味を持ったときはオーテクやオンキョウなどのメーカーが目に入ったが知らないメーカーの製品に良質なものが多々あることをこの製品に出会ってから思い知らされた。
楽器店で取り扱うメーカー=音の出口のみを扱うメーカーとは違い音の入り口も扱う音響機器メーカーである。
それらメーカーの認知度が低いのはなぜだろうか。
そして、リスニングシステム構築において参考になるだろうと思い掲示板を見るがだいたいが音の入り口をメインに扱う昨今のオーディオメーカーの製品を口に出してくる。
なぜだろうか、実際にそのシステムを構築している人はいるだろうが音響機材メーカーの製品を口にする人や価格.comでの扱いそのものもオーディオ製品と比べると賑わいが寂しいように感じる。
楽器やレコーディング機材でCDは録音されているはずなのに。
オーディオメーカーやそれらを扱うユーザーが悪いとは思わないし、普及率の高さやインテリアにもなるすっきりとした清潔感のあるデザイン性の高さなど利便性の高い部分はある。
しかし本質はCDにこめられた音を活かしきることにありブランドや見た目でも利便性でもない。
それに対し楽器店で見るデジタル楽器製品などはまとまってはいるが無骨に見える。
数多くのスイッチや入出力コネクタ、プラグの種類なども比較的多いように感じる。
使うことに対し信頼性や安定性、耐久性を求める。そして肝心の音については総じてフラット志向で妥協は感じさせない。
しかも総じてオーディオメーカーのシステムで構築するよりも比較的安価にすむのだ。

このAKG K601はまさにそういった見た目や利便性よりも物の本質、つまりヘッドホンの「音源の音をありのままに再生する」といった志向で楽器音響機材の部類に入ると思う。

オーディオ機材に手を出す前にこちらのほうへ来てしまったので実体験によるオーディオ機材の良し悪しは判断できない。しかしこのK601の性能を活かすには同類の機材で駆動するとうまくいくはずだ。

ということでべリンガーのヘッドホンアンプやIEEE1394オーディオインターフェースを試してみた。
効果はてきめんイケメン効果。
影の薄いMr.オクレがうざいくらいに自己主張してくる狩野英孝に変わるかのような元気のよさになる。

特に影響を感じたのは電源部分である。
3pコンセントのアースの有無で音(特に低域)は変わる上、OSを入れなおし低電圧版CPUを電源オプション省電力設定最大/最小プロセッサの状態をできる限り低くすることで音質改善が見られた。
音源によってはバスケットボールをドリブルするかのようなタイトながらも的確な低域が出るようになる。
それに伴い中高域も改善されるはずである。
逆を言えば低域のなさ(ぼわついたかんじや頼りなさ、物足りなさ)を感じるときはK601にとっては駆動力不足だということである。

本当にこのヘッドホンを駆動できればジャンル得手不得手などなく男性Vo.女性Vo.気にせず鳴らせるようになる。
このヘッドホンをそこまで鳴らしきれるということはほかのどんなヘッドホンも不満なく鳴らせるはずである。
このヘッドホンを活かすも殺すもユーザー次第。
環境構築活殺自在である。

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K601