HD238 価格比較とレビュー

HD238は開放型のヘッドホンです。スタイリッシュなお洒落な形が特徴的。アドバンスド・アコースティック・システムを採用したハイクオリティなステレオサウンド。

• 優れた低音再生パフォーマンス
• フィット感抜群
• エクストラソフトイヤパッド採用で柔らかな装着感

• ポップス
• テクノポップ
• スウィング・ジャズ

ゼンハイザーの新スタイル2x8系の開放型モデル「HD238」。デーンと構える両サイドのハウジングのｓ印がまず目をひきます。スタイリッシュな外層と特徴的で厚みのあるイヤパッドで長時間の装着もストレスフリーで使いやすそうです。カラーはブラックのみで、コードはOFCで片出し約1.4mで、ストレートプラグなのでiPod等の携帯プレーヤーとのマッチングに優れており、インピーダンスも32Ωで感度も114dBと十分ありますので、どんな携帯プレーヤーでも音量は十分に確保できるでしょう。

イヤパッドは基本的にスポンジ剥きだしで全体的に厚みがあり、耳に当たる部分のみ合皮があつらわれています。独特のイヤパッド構造ですが、これは軽さと耐久性を両立する為に考えられた手法でしょう。スポンジのみのイヤパッドは軽く良いのですが、耳たぶに当たる部分はどうしても汗や皮脂が付着しやすくスポンジのままだとすぐにデロデロになってきます。また香りもつきやすいので、耳たぶとの接触点のみ合皮にしているようです。サイドはスポンジ丸出しとなります。これの利点は、音がこもらず、かつ変に反射せずそのまま抜ける割合が多い為、広がりも出てナチュラルな音色になる傾向があります。ただし、音漏れ度数は上がります。

HD238・228を筆頭とする2x8系シリーズは、BOSEのon-ear headphones(TRIPORT-OE)を強く意識したモデルに仕上がっています。個人的には228が音質的にも最もOEを意識したドコドコ鳴るモデルで、一方このHD238はより拡がりを意識したナチュラルテイストな音色を奏でてくれるのではないかと期待します。

開放型なので音漏れの事を考えると通勤通学はさすがにちょっと無理っぽいですね。ジョギングやスポーツジム(ランニングマシン)等で活躍するのではないでしょうか。逆に室内では大活躍でしょう、ネットサーフィンをしながら好きな音楽も聴き、なおかつ外部の音も密閉型よりは聴こえやすいので電話や来客にもストレスなく対応できますし、どこでもポンっと置く事が出来るコンパクトさも魅力です。

また、この商品は既に廃番となっていますので流通在庫を残すのみとなります。当該モデルの後継機種はHD239となります。

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